『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第17章   「天の川銀河意識より」      by セントラルサン 

 星空を見上げてごらん。天空には、オリオンや、シリウスや、プレアデス。

琴座、アンドロメダ銀河、牛飼い座、さそり座。

 ギリシャ神話に名をゆだねつつも、あなた方の心の輝きを、目覚めさせるものとして、

星は象徴的に、光をあなた方に注いでいるのです。


 全天空の88星座。それらを見回したとき、宇宙は我々だけではなくて、

あなた方だけではなくて、多くの存在があなた方を見守っている。そして

「みんなひとつに戻ってほしい」。そう思っているのです。


 天の川銀河意識より、セントラルサン、天の川銀河の中心意識から、

メッセージをお送りいたします。


  あなた方の、銀河の歴史についてお話いたしましょう。


 まだまだ混沌とした、渦の中に、一条の光が差し込まれた。

それは、大いなる創造の意志、「宇宙空間をここに作りたい」という意志が、

一条の光の中にあったのです。


  その宇宙が、一条の光がゆらぎをもたらし、さざなみを立てたのです。

そして、宇宙はぐねぐねと回り始めたのです。

 一度回り始めると、空間からの、宇宙エネルギーを取り入れ、

加速度を増していったのです。 そして、「回転流」という形、

形状が最もエネルギー取り込みやすいという形、「宇宙法則」を、体得したのです。


 しかしこの中に、右巻きの渦もできれば、左巻きの渦もできる。

そこでバランスを取らざるを得ない。つまり、粘着質の宇宙であるがゆえに、

片側があれば、その逆の方向性もある、そこに 「二極の法則」が、

この銀河に生まれたのです。


  しかしながら、ここに過ちを犯さないように、最初の計画で、

別の「シャドウ空間」を作り上げたのです。それが 「アンドロメダ銀河」なのです。

 アンドロメダ銀河は、あなた方の「シャドウ空間」。


 それがゆえに、どんどんどんどん次元が離れていったのです。


 つまり、あなた方の宇宙が、凝縮すればするほど、その反作用として、

アンドロメダ銀河は離れていったのです。


 それは、シャドウという立場から、強い働きかけができるようにです。


 距離が、離れれば離れるほど、意識レベルでは、エネルギーレベルでは、

強く働きかけができるからです。近距離では、物理法則が動いてしまいます。


 それを避ける意味で、230万年光年の、遥か彼方に離れていったのです。



 さて、ひとつの独立した天の川銀河、

その中で、ひとつの秩序を見出そうと、勤め始めたのです。


 それは「大いなる創造の意志」にもとづいてです。

 創造の意志というのは、あなた方がいつも心の中に描いている、

 「神」、「All that it is.」、「I am.」


 つまり「我、あるなり」。「有る」という存在、そこからスタートしたのです。


 有るという意志を、認めたがゆえに、この宇宙空間は存在を始めたのです。



 最初に始まったのは、あなた方がご存知の「琴座の意識」です。

非常に古い意識レベルです。その意識レベルは、あなた方の深層意識に眠る層、

 つまり、あなた方の心の中に潜む、魔術性や幻想、そして、夢見る心、

すべてが、この中にあります。ファンタジーの源泉もここにあります。


 夢よりも、もっともっと深い層に意識を置いたとき、「琴座の意識」に繋がるのです。


 肉体の束縛から離れ、拘束のない意識空間に入ったとき、ここには、

あなた方の夢みる世界があるのです。

 そこには 「魔術もあり、希望もあり、光もある。愛もある。至福の境地もある。」

それを目指したのです。そういう世界を作りたいという意識、これが、

琴座の集合意識体なのです。


 この次元においては、物質的な世界は存在しておりません。

まだまだ意識のレベルです。あなた方の心の中の奥深くに眠る、

深層意識のエネルギー体であるということです。


 古い古い脳に属する部分に、隠されております。それが、「琴座の意識」。



 そしてその中で、また秩序を生み出そうという考えが生まれてきたのです。

 『夢うつつの世界では何もならないから、むしろ「宇宙の理」を極めよう』と。


 そして合理性に基づく宇宙法則を、徹底的に解明し、

人々にインスピレーションが与えられるように。新たな科学的な発見が生まれるように。

 「理」のみの世界。それが、「シリウス意識」なのです。



 またそれを、二つに対極した意識が生まれたのです。

 「“理”だけではダメだ。人の“感情“、“感性”を、

もっと大切にしなくてはならない。宇宙は意識であろうといえども、

感性なくしては幸せもない。エクスタシーもない。何も感じ取れないじゃないか。」


 そのような意識も動いたのです。そして、人々に感動を与えるとは何であるか、

それを追求していったのです。 「喜び」を、「感動」を。

それが、「プレアデス意識」です。



 性質上違いはやむをえなかったのです。

 そして、「その中間を取らなくてはいけない。もっと人類は、

進化していかないといけない。人類のみならず、この天の川銀河自体も、

さらに進化していかなくてはならない。」という 「中間的な立場」をとる考え方が、

生まれてきたのです。これも意識のレベルです。あなた方の想像する、

物質レベルではありません。非常に高い、高次元意識レベルで起こったことなのです。


 二つを統合する。そして、二極対立を如何にして避けるか。

 ここに宇宙の叡智を焼き付けたのです 、「統合の精神」です。

これを、「オリオンの意識」と申します。



 人は、(この人間界においてです)魂というものが、素粒子の記憶形態として、

残留するがゆえに、その素粒子の曇った、乱れた極性磁場を、何らかの形で修正し、

癒す必要があったのです。


 そうでなければ、転生という法則に従わざるを得ない魂を、

送り出すことができないからです。あまりにも癖がありすぎると、

この地上において大きな問題を残すことになるのです。

 そのために、少し、魂自身を癒す必要があったのです。つまり安らぎを与える波動、

これは「オリオン」、「プレアデス」、「シリウス」、「ベガ」の共同作業によるものです。


 そのような空間を共同で作り上げたのです。

これを、「アルクトゥルス意識」と申します。

「すべてを癒す空間」が必要だったのです。



 皆さまが、「アルクトゥルス」を意識したとき、癒しの波動が来るのです。

 それは、この四つの宇宙意識の共同作業だったからです。

 また、あなたが生まれ変わる前に、少しそこにいたことがあるからです。

 「一度戻ってみたい」 そのようなこともあるでしょう。

しかし、人というのは、ふとした瞬間、そのような体験をするようになっているのです。


 人生の危機に瀕したとき、究極まで追いやられたとき、癒しの波動が来るのです。

 そして、魂に無理な負担をかけないように、魂が壊れないように、

癒しの波動が与えられるのです。


 それは肉体機能にも。脳の中のドーパミン、エンドルフィン、セロトニン、

さらに未発見の脳内物質を、全駆使して体を癒すのです。そして魂をも癒してゆくのです。


 そして「宇宙エネルギー」を、再充電させるのです。

 だからこそ人はまた、生きてゆけるのです。これが「アルクトゥルス」の役割です。



 宇宙には、その他たくさんの、別次元への入り口があります。

 それをポータルと申しております。いわゆる「ブラックホール」、

「ホワイトホール」のようなものだと思ってください。


 その別次元の入り口を、ひとつ紹介しておきます。

「アンタレス」というのがございます。アンタレスというのは、

 この銀河には存在しない、別の銀河への通路が、出来上がっております。


 天の川銀河とも、アンドロメダ銀河とも違った、

「別次元の宇宙空間への、情報ソースとなりうる所」なのです。

そこから別宇宙へ行き来ができる。そのようなところが、ポータルが、たくさんございます。

 そのひとつとして、「アンタレス」を紹介しておきます。


 あなた方が深層意識に入られ、「アンタレス」を、意識してみてください。

 言葉を思うだけでも結構です。そうすると、なんだか違った、

全く感じたことのないような、特殊な波動を感じ取られる方がおられると思います。

 それがアンタレスの波動。


 この空間の常識とはまったく離れた世界です。こちらの論理は通用いたしません。

 しかし、違った論理の中でも、意識は存在できるのです。

 どのような空間であろうと、それに順応して存在するようになるのです。

それが宇宙の公平さというものです。


 あなた方には不自然であろうと、別宇宙から見たら、それは当たり前のこと。

 なんら不自然でもないのです。あなた方の宇宙のほうが不自然かもしれません。

そのように捉えていってください。 まあ、言ってみれば 

「地球の常識は、宇宙から見たら非常識」と言われるのも、無理からぬことなのです。

 あなた方の、地球の論理で物事を捉えるのではなくて、

宇宙の論理で、物事を捉えられるようになってください。


 人類種は、さらに進化を遂げるようになっております。

それを 「アセンション」 と言うのです。


そのアセンションの意識を、銀河の中心部より、

わたしたち四極の宇宙構造の意識が、一致協力して願いを込めるのです。

その願いと言うのが、「白色光」と。


  白色の球体になり、白い光の輝きが、七色に分離していくのです。

七色に分離するということは、それぞれの光の役割が生まれたのです。

  (ここにあなた方が考える 「七の原理」 があります。音階にしても、光にしても、

数字にしても、「七の原理」が動くようになっているのです。

 あなた方の体の中にも、この、「七の原理」を埋め込んだのです。

それを「チャクラ」と呼んでいるのです。

体の中に、中継点を与えたのです。ポータルそのものです。)


 七色の光、それぞれの役割をうまく分担し、人の体の中に、

七色すべてを持ち合わせることができるのです。そして最終的には、

「白色の光体となるように」、なれるように、希望を与えたのです。

  この宇宙意識の、高次元の集合体、それを、「聖白色同胞」というのです。


 皆さんがご存知の「ホワイトブラザーフット」。それはここに由来しているのです。


 そして、銀河の中心のエネルギーを凝縮させ、「すべてに調和あれ」と意志したとき、

オーロラのようなリングが、周囲に広がってゆくのです。

これを、「フォトンベルト」と呼んでいるのです。


 この、「フォトンベルト」というのは、時期とか、そういうサイクルではなく、

 あなた方の、深い深い意識に到達できたとき、あなたは、

そのフォトンベルトのサイクルの中に入ることができるのです。

これを、「アセンション」と言っているのです。


 「アセンション」の本当の意味は、

「我々銀河の意識そのものになること」なれること。


 その時は、あなた方地球人類種の、魂のもつ属性は超越し、

 我々銀河の、すべてとなるのです。

 「聖白色同胞」 そのものとなるのです。これを、「マスター」と呼んでいるのです。


 この「マスター」の段階においては、集合体であるがゆえに、

名前は必要ないのです。「有りて有るもの」、「I am.」なのです。

 「創造の意」そのものになるのです。これが、我々銀河の由来です。


 しかしながら、我々の空間にも多くのポータルが発生しております。

 そこに、異分子が進入する。別異次元のエネルギーです。

 その波動が、この空間をがん細胞のように、蝕むこともあるのです。

 そのために機能しているのが、皆さまのご存知の、「銀河パトロール」というものです。


 「銀河パトロール」というのは、地球人に分かりやすい表現で、

与えておりますけれども、パトロールしているわけではなくて、

そのようなバランスを壊すときに、平衡バランスを取るような、

あるいは必要であれば別エネルギーを、ワクチンのようなエネルギーを、

持ってくることもあるのです。 宇宙の恒常機能そのものを

「銀河パトロール」 というのです。


 我々銀河の叡智のみならず、アンドロメダ銀河、そして、ほかの宇宙空間の叡智を集め、

すべてのバランスが取れるように、対処してゆくのです。


 なぜなら、あなた方宇宙は、「ひとりの創造の体の中」に、あるのですから…。 






■Contents へ戻る

© ナチュラルエネルギーリサーチ