『セイクレッド・スター』

~魂の故郷への旅立ち~

1 理論編

第09章   「チャネリングの原理」       by テクノトロン 

 「チャネリング」 とは、集合無意識層にある意識体との、

共鳴現象による、情報変換機能をいいます。


 この能力というのは、過度の集中やリラックスによる、人の脳内の

「第三の目」にあたる、松果体に分泌される、脳内麻薬、

トリプタミン、モノアミン類によって機能が触発されます。


 時には、急激なハイ状態や、深い瞑想、あるいは肉体行によっても、

この分泌は誘発されます。また、精神科の薬物によっても、起こることがあります。


 それと同時に、ドーパミン、セロトニン、エンドルフィンなど、

その他の未発見の、脳内物質が増大し、変性意識状態となるのです。



 この状態で、任意の意識界に焦点を合わせた時に、体全体のエネルギーが、

意識界の波動に、チューニングされるようになるのです。


 このときに、ビジョンやインスピレーション、音、言葉、自動書記、波動形態として、

感じることができるようになります。どのような感覚機能に変換されようとも、

それらはすべて、チャネリングであるといえます。


 ビジョンは「第三の目」の内宇宙に、その意識界が、映像となって投影され、

声は、あなたの蓄積した、知識、情報、体験がベースとなって、聴覚や声帯へ、

エネルギーが送られてゆきます。

 そして各器官への、周波数変換を、それぞれのチャクラが行うのです。


 この機能は、もとは、銀河連合が、人類種のDNAを創生するときに、

埋め込んだ「波動翻訳機能」そのものなのです。


 皆、その機能を持ち合わせて生まれてきており、これも、「人が物質界のみならず、

意識界の存在に、意識を向けられることができるように、また、

容易にサポートを与えられるように」、準備されたものなのです。


 ただ、受け取る際の必要条件は、「深い変性意識状態」となれること。


 これは、呼吸法や瞑想などによって、身体感覚を忘れ、意識の世界のみに、

移行できるかどうかが、鍵となります。強度の集中、リラックス、瞑想などは、

その手助けとなるわけです。


 そして、最も重要なのが、「本人の波動レベル」ということになります。



 高感度の受信機能を働かせるためには、個人のトラウマ、ネガティブ意識、

カルマなどの障害の除去、既成概念からの超越が必要条件となるのです。

 それなくしては、純度の高いチャネリングは、不可能となってしまうのです。


 身体のバイブレーションを、高波動、高エネルギー状態に、引き上げる必要があり、

高波動となればなるほど、アクセスできる次元層は、高まってゆきます。

 つまり、自己の波動レベル以下は、アクセスできても、それ以上の、

高次の波動レベルは、アクセス不可能。というのは、

 自然の法則、そのものなのです。



 世間の様々なチャネラー、霊能者の言葉の真意は、

その人個人の、魂の波動レベルを読みとれば、どこの意識界の情報であるか、を、

簡単に判断できるわけです。


 大切なのは、ひとことで言えば、魂の「覚醒度」と「純度」である、と言えるわけです。


 そのためには、個人のトラウマ、ネガティブ要因を追及し、クリーニングすること。

 それによってのみ前世上のカルマも、波動レベルの上昇とともに、

自動的に、クリーニングできるようになってゆきます。


 そして、チャネリングの純度、精度を上げてゆくのです。

 それも、たゆまぬ自己の鍛練と、意識のケアの、結果であるわけです。

 多くの体験、知識の積み重ねにより、人格バランスがとれ、

魂の覚醒度と、キャパシティが上がってゆくのです。


 急激な意識状態で開いたチャネリングが、危険なのは、言うまでもないことです。


 低俗な、低次元からの、霊エネルギーによっても、

チャネリングは起こるということも、知っておいてほしいと思います。


 すべては、魂と意識と、エネルギーのバランスである、ということなのです。


 この原則はチャネリングのみならず、ヒーリング、サイキック能力、波動感知能力にも、

すべてに当てはまることなのです。






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