3章  「エネルギー不確定性原理」 by マクラーゼ 


 あらゆる物質が発生するエネルギーは、

当然プラス、マイナスの性質を持っております。


 プラス、マイナスの性質が無数に存在し、そしてあらゆる周波数を発生する。

 その周波数があらゆる周波数成分と共鳴しあう。


 そうするとこの宇宙全体がノイズだらけの宇宙のようになってしまいます。


 このノイズ成分は、宇宙全帯域に広がるノイズ成分となり、

それらは、あなた方が作り出す、「意識」を生み出すために

必要なエネルギー源になっているのです。



 ネガティブであろうとポジティブであろうと、あなた方は

多くの意識が作り出した、エネルギーを使って生きているからなのです。


 言いかえれば、そのおかげであなたがたは存在できているのです。


 ノイズというのは、「雑音」そのもの、無駄なように見えますが、

その無駄なものの中に、本質が隠されているということを知ってほしいのです。



 宇宙はすべて完璧である、と思いたい。宇宙法則は完全無欠で、

絶対的な宇宙の理に、従っているのだと、思いたいでしょう。


 理論で構築された宇宙のみが、真実であると、信じたいでしょう。


 しかし、それは真実ではないのです。

 宇宙空間は矛盾だらけで、あなた方の肉体も矛盾だらけなのです。


 その矛盾をあなた方は共有しつつ、その矛盾があるからこそ

あなたは生きることが出来るのです。あらゆる無駄を共有し、

その事実を受け入れる気持ちが無ければ、自然界が自己崩壊するからです。



 このように、「秩序と矛盾」。この相対する概念を、

別のものとして捉えないでほしいからです。

 どれもお互いに補い合いながら存在しているのです。


 「秩序性が強くなれば、曖昧さは無くなってきます。

曖昧さが強まれば、秩序性が弱まってきます。」


 これを不確定性原理といっております。


 その不確定性原理は、お互いを補い合うために存在していることを、

わかってほしいからです。


 どちらも50%、50%の比率で、必要なレベルに達したとき、

宇宙は、完全無に、到達できるということを知ってほしいのです。


 プラス思考のみで魂の覚醒、究極の覚醒が得られるのではなくて、

内宇宙を究めてゆくだけが悟りでもないのです。


 どちらも、あなた方がその存在を認めつつ、

その二つを、相容れながら生きられることこそ、

本当の「無」の空間へ到達する、手法なのです。




 

 
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